1月15日、
無限大ホールでのKINGチャレンジに出演した魂の巾着。
漫才を終えて舞台袖にハケると、
袖にはロングヘアーの廣田が。
どうやら俺らのネタを袖から見ていた様だ。
その廣田が
俺たちとすれ違い様に一言、
「たまきんが帰ってきた…」
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既述の通り、
俺は1回吉本を辞めて最近戻ってきた。
戻ってきた時、
まるで浦島太郎の様だった。
みんな俺のことを知らなかった。
そんな時、真っ先に
「おかえり」と俺を抱き締めてくれた11期の高見さん、
そして同期のラビッツ和田。
俺が吉本戻ってきてすぐに
12期会“スーパー12”に出してくれたジャンポケ太田と相原。
「金井くんが戻ってきたからまたツルむ仲間出来て嬉しいわ。」と
言ってくれたシャ楽俊介。
「軍団時代の話をぜひ聞かせくれ」と
一緒に飲みに行った苺くらぶ星野。
俺が軍団の前説をやっていた頃、
「金井の雄姿を見ねば」と
その前説を見に来てくれたフレームマニア堀之内。
俺が主催でライブを立ち上げた頃、
そのライブを見に来てくれたアカキイロ境野。
俺がフリーでもがき苦しんでいる時代、
「いつでも吉本戻ってきていいんだよ。12期に金井の居場所はいつでもあるから。」と
俺に何度も何度も言い続けてくれた同期の日野。
軍団時代の事で弱気になってる俺に
「何ビビってんの?金井らしくもない!」と
勇気をくれた同期の国場。
戻りたてで立ち居振る舞いが分からず、
どうしていいか困っていた俺に
「一緒に無限大の楽屋行こう。」と
無限大の輪に入れてくれたタラキダ。
「こいつ最近吉本戻ってきたからご存知ないと思いますが、12期で1番おもしろかったんすよ。」と
2700八十島さんに俺を紹介してくれたシソンヌ長谷川さん。
「もう、外では無理だ。限界だ。早く吉本戻りたい。楽になりたい。」と
1度だけ俺が本気で泣き言を吐いた時、
「まだ早いんちゃう?もっと外におって、吉本の中の奴らじゃ作れないエピソードいっぱい作って、それから戻っきた方がおもろいやろ。」と
言ってくれた小宮。
「覚えてらっしゃるかわかりませんが、吉本戻ることになりましたので改めてよろしくお願いします。」と
俺が復帰を報告する電話をした際に、
「お前のこと忘れるわけねーだろ!全員覚えてるわ!散々やらかしやがって!お前戻ってくるんかー、ここ最近で1番いい知らせだわー!」と
すげえ喜んでくれた当時のNSC校長。
やることなすこと滅茶苦茶で、
我が強く、協調性がなく、
周囲にご迷惑ばかりお掛けしてきたこの俺が、
かろうじて周囲から見放されないで関係をつなぎ止めておける
ただ1点の、唯一の俺の長所、
それは
「受けた行為を決して忘れることがない記憶力の強い脳を持っている」
ということである。
だからこうしてそれぞれを覚えていて
それをここに書いている。
そしてこの先も忘れない。
第10話 〜望み通りに完〜
※注※
本文冒頭に
「たまきん」という言葉が登場しますが、
あくまで略語であり
決してR15指定の単語では
ございませんm(_ _)m
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